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リスト、タイで2棟のマンションを開発

開発予定の高級低層マンション外観イメージ

 リスト(株)の子会社リスト ホールディングス シンガポール(代表取締役:北見尚之氏)は31日、タイの高級住宅ディベロッパーのハビタットグループと業務提携し、マンション開発を目的とした合弁事業の立ち上げを発表した。

 「Habitat Group List Co.,Ltd.」と「Habitat Group List 2 Co.,Ltd.」を設立(出資比率はいずれもハビタットグループ62%、同社38%)。2社を通じて「Walden Thong Lor 8」(総戸数117戸予定)と「Walden Thong Lor 13」(総戸数122戸予定)の2棟の高級低層マンションを開発する。事業規模は2物件で約100億円。なお、「Walden Thong lor 8」は、桝屋不動産(株)(東京都西多摩郡、代表取締役:加藤 寛氏)との共同出資とする。

 開発が行なわれるタイ・バンコクのトンローは、日本人向けテナントが多く、入居する日本村モールや商業施設のほか、ドン・キホーテも新規出店するなど、タイ・日本人ともに人気のエリア。また、高級タワーマンションの開発も相次いでおり、さらなる発展が予想される。

 「Walden Thong Lor 8」は、地上8階建て、1~2ベッドルーム、専有面積32.5~71平方メートル。平均単価は1平方メートル当たり23万5,000~26万バーツ(1バーツ約3.5円換算で約82万2,000円~91万円)。「Walden Thong Lor 13」は、地上8階建て、1~2ベッドルーム、専有面積35~60平方メートル。平均単価は1平方メートル当たり18万5,000~22万バーツ(約64万7,000円~77万円)。周辺のタワーマンションに比べ、2~3割ほど低い価格設定だという。

 竣工は2021年の予定。


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