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増収減益も順調に推移/東急不HD20年3月期1Q

 東急不動産ホールディングス(株)は2日、2020年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~6月30日)の売上高は1,865億4,100万円(前年同期比7.0%増)、営業利益112億2,600万円(同4.8%減)、経常利益84億7,100万円(同13.4%減)、当期純利益38億800万円(同29.5%減)。

 主力の都市事業は、投資家向けのビルの売却収益の減少で減収となったが、新規稼働物件の寄与や既存物件の賃料収益の改善などで増益。セグメント売上高は545億円(同0.3%減)、営業利益は118億円(同11.2%増)となった。なお、オフィスビルと商業施設の空室率は0.2%の低水準を維持。

 住宅事業は、一括売却の反動減により、セグメント売上高99億円(同24.5%減)、営業損失12億円(前年同期:営業利益1億円)と減収減益になった。一方、販売は引き続き堅調で、マンションの通期売上予想に対する契約済み割合は、期首の54%から66%に上昇。通期予想に対して順調に推移している。

 通期については、売上高9,200億円、営業利益820億円、経常利益710億円、当期純利益390億円を見込む。


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