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ベトナム・ハイフォン市で住宅開発/西鉄

プロジェクトのイメージ

 西日本鉄道(株)は、ベトナム・ハイフォン市において、同国南部の大手住宅ディベロッパーであるナムロン インベストメント コーポレーション(ホーチミン市、会長:グエン・スアン・クアン氏)と共同で住宅開発を行なうと発表した。ハイフォン市での住宅開発は2案件目。

 開発地のハイフォン市は北部最大の湾岸都市で人口は約200万人。日系企業の進出も多く、経済成長も堅調、今後も高い住宅需要が見込まれるエリアとなる。

 約21万4,004平方メートルの敷地に、分譲マンションと低層住宅を複合開発する。総戸数約2,900戸。事業会社は、西日本鉄道とナムロン社の合弁会社(出資比率:西鉄50%、ナムロン社50%)で、総事業費は約202億円。3期に分けて開発を進め26年をめどに全区画を引き渡す計画。

 第1期の着工は2020年3月、敷地面積8万7,703平方メートル。タウンハウス(173戸)・1階にテナントが入居するショップハウス(158戸)・戸建て(39戸)の計370戸を建設する。

 建物は鉄筋コンクリート・レンガ造で、平均延床面積はタウンハウスが109平方メートル、ショップハウスが185平方メートル、戸建てが206平方メートル。平均販売価格はそれぞれ約1,200万円、約1,800万円、約2,900万円。販売開始は20年6月以降。

 竣工は25年6月の予定。


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