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近畿圏マンション、発売2ヵ月連続の減少

 (株)不動産経済研究所は17日、2019年9月および19年度上半期(4~9月)の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 9月の発売は1,406戸(前年同月比24.4%減)と、2ヵ月連続で前年同月を下回った。契約率は75.7%(同2.9ポイント上昇)。戸当たり平均価格は3,448万円(同14.7%低下)、1平方メートル単価は69万円(同8.5%上昇)。戸当たりで2ヵ月連続の低下、1平方メートル単価は2ヵ月ぶりの上昇となった。

 即日完売したのは、「リバーガーデン我孫子前」1期2次(大阪市住吉区、平均1.1倍・最高2倍)など3物件48戸。10月は1,600戸程度の発売を見込む。

 一方、19年度上半期のマンション発売戸数は8,275戸(前年同期比9.9%減)。地域別では、大阪市部4,501戸(同20.9%増)、大阪府下1,882戸(同7.1%減)、神戸市部450戸(同67.9%減)、兵庫県下600戸(同35.6%減)、京都市部487戸(同18.2%減)、京都府下13戸(同65.8%減)、奈良県53戸(同50.0%減)、滋賀県277戸(同21.8%減)、和歌山県12戸(同20.0%増)となった。

 契約率は77.0%(同3.3ポイント上昇)。1戸当たりの平均価格は3,751万円(同4.6%低下)、1平方メートル当たりの平均単価は68万4,000円(同4.7%上昇)だった。


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