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新築小規模戸建て価格、首都圏・近畿圏ともに横ばい

 (株)東京カンテイは17日、2020年1月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,488万円(前月比0.1%上昇)とおおむね横ばいで推移した。都県別では、神奈川県(4,039万円、同1.4%上昇)と千葉県(4,074万円、同6.4%上昇)では反転上昇となったが、東京都(5,191万円、同1.7%減)と埼玉県(3,770万円、同1.6%減)では下落し、上昇基調とはならなかった。

 近畿圏は3,435万円(同0.1%上昇)と概ね横ばいで推移した。主要府県別にみると、兵庫県(3,805万円、同3.6%増)と京都府(3,544万円、同1.0%上昇)が上昇を続ける一方で、小規模戸建ての供給が多い大阪府では3,307万円(同1.0%減)と反転下落した。

 中部圏は3,729万円(同2.0%上昇)と反転上昇し、愛知県も3,793万円(同2.4%上昇)と反転上昇となった。


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