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“サードエイジャー”が理想とする住まいを開発

 日鉄興和不動産(株)が運営する「+ONE LIFE LAB」(プラスワンライフラボ)は19日、温泉メディア事業等を行なうゆこゆこホールディングス(株)と共同で、「単身サードエイジャーのシングルライフプロジェクト」を発足した。

 「ゆこゆこ」に登録している36万人のメルマガ会員の中から、50~60歳代の女性を対象に「住まい・暮らし」に関するアンケートを実施。さらに、有効回答742件中の都内近郊に在住する女性7名が座談会を行ない、単身サードエイジャーの「理想の住まい」を実現するメニュープランを開発した。なお、同ラボでは「サードエイジャー」を60歳以上と定義している。

 「緩やかにつながれるコミュニティを希望」する意見に対し、マンションの共用部に緩やかにつながることのできるラウンジと、簡易な飲食物を購入できる無人コンビニを設置するプランを企画。「子供が独立したら新しいことにチャレンジしたい」という意見も多数あり、自分だけの趣味スペース「モアトリエ」を用意した。高いところへの収納が楽になる「ハンドムーブ式吊り戸棚」や、ゴミの分別が容易となる「ゴミ箱スペースを配した食器棚」のほか、清掃性に優れた換気設備「お掃除楽々換気扇」のメニューも揃えた。

 メニュープランは、同社が2020年度に計画している分譲マンションで採用する予定。


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