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5GスタートでオフィスのIT環境も変化

 シービーアールイー(株)は25日、レポート「クラウド時代のオフィスIT環境」を公表した。オフィスでのクラウドをはじめとする企業のテクノロジーの利用状況と、その導入に必要なオフィスのIT環境構築におけるポイント、そのための要件などについて解説している。

 5Gのサービスは、これまでの4Gと比較して、通信環境を飛躍的に向上させるため、IoTやAIの普及を促進するインフラとして注目が高まっている。そして、IoT・AIの運用には、高い演算処理能力と大容量のストレージを備えたクラウドが不可欠で、5Gの普及に伴い、クラウドの重要性も高まりが見込まれている。

 企業がシステムの運用をクラウドへ移行すると、オフィス内のサーバールームを縮小する傾向にある。また、クラウド事業者によりあらかじめ用意されたITシステムも利用することができるため、企業はシステムを所有から利用へと切り替え、より機動的な運用へ移行しつつある。

 ワーカーの利便性や快適性、生産性向上を目的に、チャットボットやRPAといったIoTやAIに関連したデバイスやテクノロジーが種類・数とも増加していくことが見込まれる。そうした新技術をオフィスへ効果的に導入するためにも、ネットワーク構成、デバイスの設置位置、配線ルートの確保などにあたり、配慮する必要がでてくると共に、オフィスの電気容量や通信環境などの設備水準が、ビル選定時により重要になってくると指摘している。

 レポートの全文はこちらからダウンロードできる。


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