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分配金は2,585円/NMF20年2月期

 野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は14日、2020年2月期決算を発表した。

 当期(19年9月1日~20年2月29日)は、営業収益369億2,700万円(前期比0.8%増)、営業利益146億7,300万円(同2.9%増)、経常利益121億7,500万円(同4.1%増)、当期純利益121億8,800万円(同4.3%増)。1口当たり分配金は2,585円(同14円増)となった。

 期中、公募増資を実施し、オフィスや賃貸住宅など合計5物件を取得。期末のポートフォリオは294物件、取得価格合計は約1兆310億円となった。東京圏への投資比率は82.4%、総賃貸可能面積は約197万平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は98.8%と高水準を維持している。

 次期については、営業収益384億5,200万円、営業利益154億5,100万円、経常利益130億1,900万円、当期純利益130億1,800万円、1口当たり分配金2,759円を見込む。


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