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ブルスタ、双葉町災害公営住宅等設計で最優秀提案者に

 (株)ブルースタジオはこのほど、パシフィックコンサルタンツ(株)と共同で応募した、福島県の「双葉駅西側地区災害公営住宅等設計業務委託」公募型プロポーザルで最優秀提案者に選定されたと発表した。

 同事業は、町内全域が福島第一原子力発電所事故に伴う避難指示区域に指定されていた福島県双葉郡双葉町(2019年3月、一部解除)の、JR常磐線「双葉」駅周辺約55haのうち、駅西側地区の約4haが対象。

 同社は、‟標葉の谷戸に抱かれたフロンティア(開拓者)と共に育むなりわい集落”をコンセプトに提案。計画全体を複数の小規模工区に分ける等、地元事業者が参画しやすい仕組みや、活動情報を継続的に発信し続けていくプロセスのデザイン、シビックプライドを醸成するためのエリアプロモーション、持続的な暮らし良さを保つためのまちづくり会社の設立などを計画している。

 エネルギー自立性向上のためのスマートコミュニティの検討など、復興に向けたモノ(空間デザイン)・コト(ブランディング・プロモーション)・時間(プロセスや仕組みづくり)をトータルで提案。災害公営住宅32戸(帰還者向け住宅)、再生賃貸住宅56戸(帰還者および新規転入者向け住宅)、商業施設等(診療所やミニマーケット、温浴施設、貸しスタジオ等)を建設する予定。


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