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主力の賃貸事業が好調/森ビル20年3月期

 森ビル(株)は20日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、営業収益2,502億円(前期比1.7%増)、営業利益657億円(同7.6%増)、経常利益607億円(同4.8%増)、当期純利益313億円(同2.5%減)。

 オフィス・住宅ともに高稼働・高単価を維持したほか、不動産売却の増加、再開発事業の進捗に伴う受託収益の寄与、「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」の竣工等により営業収益は増収、経常利益は2期連続で過去最高を更新した。

 主力の賃貸事業は、営業収益1,617億円(同3.3%増)。そのほか分譲事業は営業収益406億円(同2.5%増)、ホテル事業などの施設営業事業は営業収益293億円(同3.6%減)、海外事業は営業収益237億円(同12.8%減)。

 次期業績については、現時点で可能な範囲で算出。営業収益2,255億円、営業利益440億円、経常利益400億円、当期純利益280億円を見込む。なお、今後の新型コロナウイルス感染症の収束時期等により変動する可能性があるとしている。


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