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6月の建設総合統計、出来高2.9%減に

 国土交通省は21日、2020年6月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額として捉え、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

 同月の出来高総計は、3兆8,871億円(前年同月比2.9%減)となった。

 民間の出来高総計は2兆3,648億円(同8.0%減)。内訳は、建築が1兆9,675億円(同9.1%減)、そのうち居住用が1兆1,903億円(同9.1%減)、非居住用が7,772億円(同9.0%減)。土木は3,973億円(同2.2%減)だった。

 公共の出来高総計は1兆5,224億円(同6.3%増)。内訳は建築が3,419億円(同7.6%増)、そのうち居住用は462億円(同14.7%増)、非居住用は2,957億円(同6.5%増)。土木は1兆1,804億円(同5.9%増)となった。

 地域別の出来高は、北海道1,910億円(同7.4%減)、東北3,855億円(同4.2%減)、関東1兆3,978億円(同5.6%減)、北陸1,988億円(同1.9%増)、中部4,528億円(同2.3%減)、近畿5,212億円(同2.0%増)、中国2,081億円(同1.5%減)、四国1,101億円(同4.2%増)、九州・沖縄4,217億円(同1.2%減)。


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