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愛知の大型分譲地がまちびらき/PLT

シンボルツリーを囲む「MIYOSHI MIRAITO」のまち並み

 プライム ライフ テクノロジーズ(株)(以下、「PLF」)は14日、設立後初めてとなる共同大型分譲地「MIYOSHI MIRAITO」(愛知県みよし市、総区画数288区画)のまちびらきを発表した。

 名鉄豊田線「黒笹」駅徒歩8分、愛知大学名古屋キャンパス跡地の高台に位置する。開発面積19万8,926.34平方メートル。トヨタホーム(株)が中心となり、パナソニック ホームズ(株)、ミサワホーム(株)らが参画。

 まち全体の約3割を森林として残し、既存の樹木の保全や生物多様性の創出など、自然と共生する豊かな暮らしを実現。災害時は、まちの中心に置いたコミュニティハウス(スマート防災センター「MORIZONO HOUSE」)が一定期間エネルギーを自給できる防災拠点となり、周囲の戸建てと連携してコミュニティZEHを形成する。
 住宅内には、自然災害やコロナ禍による住まいの役割の変化に対応し、トヨタ自動車と連携した非常時給電システムと、パナソニックの技術を活用した天井埋込形ナノイーX発生機の2アイテムを採用している。

 まちびらきでは、「MORIZONO HOUSE」を公開。平時は料理教室やパーティを楽しめるコミュニティスペースとして活用しており、災害時にはV2Hや防災水槽、「プリウス」の使用済み車載バッテリーを再利用した「スマートグリーンバッテリー」、防災備蓄庫などを装備しているため、一定期間エネルギーが自給できる自立型防災センターとして機能する。また、一部の街区においてZEH+性能を有する住宅各戸とEVで電力融通できる仕組みを構築し、政府の「コミュニティZEHによるレジリエンス強化事業」に認定された。


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