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分譲地売却で増収/フジ住宅21年3月期2Q

 フジ住宅(株)は2日、2021年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)の売上高は565億5,300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益24億7,000万円(同15.0%増)、経常利益22億5,800万円(同13.0%増)、当期純利益14億7,400万円(同14.5%増)。

 主力の分譲住宅セグメントは、兵庫県下の大型分譲住宅用地の一部を売却し、これが収益寄与。自由設計住宅等の引渡戸数は327戸(同7戸減)。売上高は174億1,000万円(同32.2%増)、セグメント利益は11億1,000万円(同142.6%増)となった。

 住宅流通は、新型コロナウイルス感染症の拡大に備え手許資金を充実させるため中古住宅の販売価格を引き下げた。販売戸数は778戸(同52戸減)、売上高は177億7,500万円(同4.9%減)、セグメント利益1億7,100万円(同63.2%減)となった。

 通期では、売上高1,190億円、営業利益25億円、経常利益20億円、当期純利益13億円を見込む。


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