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20年度前期、定期借地権分譲マンションは531戸

 (公財)日本住宅総合センターは20日、2020年度前期(4~9月)の「定期借地権事例調査」結果を発表した。

 1993年2月の定期借地権付住宅第1号の発売以降、2020年9月末までに収集した事例数は6,631件・5万7,170区画(戸)となった。このうち、戸建ては5,903件・3万2,264区画、マンションは728件・2万4,906戸。

 20年度前期に収集した事例数は、戸建てが37件・57区画。都道府県別では、愛知県の30区画が最多で、全体の約53%を占める結果となった。2位は京都府の6区画、埼玉県と兵庫県がそれぞれ5区画と続いた。土地面積は、最大面積が200平方メートルを超える事例が37件中11件で全体の約30%。前年同期(約22%)よりは上昇したものの、11年以降、比較的小規模物件のシェアが大きいという傾向が続いている。

 マンションの収集事例は17件・531戸。前年同期(11件・178戸)と比較すると、1件当たりの戸数は約16戸から約31戸となり、大幅に上昇している。都道府県別では、東京都が328戸と最多。神奈川県44戸、沖縄県35戸、埼玉県34戸と続き、東京都と埼玉県で約70%を占めた。


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