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2Qリフォーム等工事受注高、住宅13.2%減

 国土交通省は10日、2020年度第2四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。調査期間は7月1日~9月30日。当期間に元請けとして受注した増築、改築、改修等の工事を対象に、建設業許可業者5,000者を対象に調査した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は2兆8,432億円(前年同期比12.7%減)、そのうち住宅に係る工事は8,537億円(同13.2%減)、非住宅建築物に係る工事は1兆9,895億円(同12.5%減)となった。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が71億円(同48.2%減)、「一部改築工事」が309億円(同12.6%増)、「改装・改修工事」が6,193億円(同19.3%減)、「維持・修理工事」が1,963億円(同12.7%増)。
 非住宅建築物は、「増築工事」が1,026億円(同34.3%減)、「一部改築工事」が888億円(同42.9%増)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆7,981億円(同12.6%減)。

 工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が128万3,186件(同13.6%減)、「省エネルギー対策」が5万8,326件(同19.4%増)の順に多い。非住宅建築物も「劣化や壊れた部位の更新・修繕」55万6,441件(同17.5%減)、「省エネルギー対策」4万177件(同23.2%減)の順に多かった。


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