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首都圏住宅地価格、2四半期連続のプラス

 野村不動産アーバンネット(株)は14日、2021年1月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」調査結果を発表した。調査地点数は168ヵ所。

 20年10~12月期の平均変動率は0.7%(前回0.3%)と、2四半期連続のプラス。エリア別では、東京都区部が0.8%(同0.7%)、東京都下が0.2%(同0.3%)、神奈川が0.2%(同0.3%)、埼玉が1.1%(同0.3%)、千葉が1.1%(同0.0%)。2四半期連続で全エリアがプラスとなった。

 「値上がり」を示した地点は22.6%(同19.6%)、「横ばい」が75.0%(同79.8%)、「値下がり」が2.4%(同0.6%)。値上がり地点と値下がり地点が増加した。

 年間ベースでの首都圏エリア平均変動率は、0.3%(同マイナス0.3%)で、3四半期ぶりにプラスに転じた。「値上がり」地点が26.8%(同16.1%)と大きく増加。「横ばい」が54.8%(同59.5%)、「値下がり」が18.5%(同24.4%)。


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