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サテライトオフィス市場に本格参入/TKP

 (株)ティーケーピーは14日、サテライトオフィス市場に本格参入すると発表。新ブランド「WorkX Office(ワークエックスオフィス)」を3月1日より展開する。

 同社は、働き方改革とDX(デジタルトランスフォーメーション)を掛け合わせた造語「Work X(ワークエックス)」を新たなコンセプトとして定義。変革の時代における成長戦略の基本方針として「Work Xの推進」を掲げることとした。

 「WorkX Office」は、リーズナブルなイージーオーダーメイド型サテライトオフィスとして、TKP貸会議室の既存スペースを転用。当初は都内約1万7,000坪で以後、実需に応じて、時間貸し・期間貸しのスペース割合をコントロールしながら展開していく。

 同オフィスのサービス拡充に向け、14日付で(株)オフィスバスターズの100%子会社である(株)レンタルバスターズと業務提携契約を締結。オフィスバスターズグループは、中古オフィス什器・家具のレンタルの最大手であり、物件探しからレイアウト、内装工事、などトータルでサポートを行なっている。

 今回の業務提携により、「WorkX Office」におけるレンタルバスターズのオフィス什器を基本設備として組み合わせる付加サービスの創造、利用企業のニーズに沿った家具・什器のアップグレードなど総合オフィスソリューションサービスの共同開発を実施。また、ティーケーピーの法人顧客基盤を活用したオフィス家具の売却・レンタル・購入の提案およびレンタルバスターズ利用顧客のオフィス移転希望に基づくスペース提案など、相互送客も行なっていく。


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