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三菱地所他、「大阪三菱ビル」を建て替え

「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」外観イメージ

 三菱地所(株)、三菱商事都市開発(株)、積水ハウス(株)、三菱UFJリース(株)の4社は25日、「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」(大阪市北区)を発表した。

 同計画は、地域のシンボルだった「大阪三菱ビル」を、オフィス・ホテル主体の複合ビルへ建て替えるもの。2025年開催の関西・大阪万博に向け周辺エリアの魅力を高め、大阪の国際競争力を強化していく。

 京阪中之島線「大江橋」駅徒歩2分、大阪メトロ・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩4分に立地。地上32階地下2階建て、敷地面積3,571.88平方メートル、延床面積約6万6,000平方メートル。低層部(1・2階)は店舗に加え、保育施設や健康増進施設、運動支援施設を整備する予定。オフィス(3~15階)は、総貸室面積約2万2,700平方メートル、基準階面積約1,760平方メートル。16階には、大阪のまち並みを一望できる「(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリー」を設置する。計画地南側には観光船着き場の整備を含む堂島公園の再整備を実施。働くだけの場所ではなく、都市型のライフスタイルを支援する環境を提供する。

 ホテルゾーン(17~31階)には、(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントのフラッグシップホテル(客室数548室)が出店。全客室から大阪市内が眺望でき、最上階(31階)のルーフトップにはスカイスパを設け、夜景を一望できる空間を演出する。

 着工は21年10月、竣工は24年4月の予定。


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