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住友林業他、米シアトルで賃貸住宅開発

「Alexan Alderwood」完成予想図

 住友林業(株)、関電不動産開発(株)、(株)サンケイビルの3社は14日、米国の大手ディベロッパー傘下の集合住宅開発会社Trammell Crow Residential(TCR社)と設立したSPCを通じて、ワシントン州シアトル近郊で賃貸集合住宅開発プロジェクト「Alexan Alderwood」(総戸数387戸)に着手すると発表した。

 1960年代からシアトルで木材建材の流通事業を行なってきた住友林業と、国内外での不動産開発・投資実績を持つ関電不動産開発とサンケイビルの知見を生かす。日系3社がJVを組成した上で、TCR社とSPCを立ち上げるスキーム。プロジェクト総事業費は約136億円。建設地は世界的大企業が本社を構えるシアトルのダウンタウンから車で約20分、主要高速道路へのアクセスにも優れ、大型商業施設も隣接している。

 木造3階建ておよび5階建てで構成し、建物面積は29,110平方メートル。住戸はスタジオ~3Bedで、1Bedが中心。BBQスペースやプール、クラブハウスやフィットネスクラブなども完備する。2023年6月の竣工を予定。

 日系3社は今回のプロジェクトを機に、継続してグローバル市場での事業機会を検討していく。


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