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賃貸事業は増収/東建コーポ21年4月期

 東建コーポレーション(株)は14日、2021年4月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年5月1日~21年4月30日)は、売上高3,098億900万円(前期比4.2%減)、営業利益155億6,200万円(同21.4%増)、経常利益164億9,900万円(同24.4%増)、当期純利益100億8,000万円(同17.1%増)の減収増益。

 主力の建設事業は、上半期の受注高が伸び悩み、完成工事高が減少。利益面では原価管理徹底の取り組み等から完成工事総利益率は改善した。売上高1,194億6,900万円(同15.9%減)、営業利益112億1,200万円(同0.9%増)。単体の総受注高は1,274億3,900万円(同3.8%増)だった。

 不動産賃貸事業は、管理物件数増加でサブリース経営代行システムからの家賃収入と管理料収入等が増加。入居率も98.9%を維持し、売上高1,879億8,800万円(同5.2%増)、営業利益115億8,900万円(同15.2%増)となった。

 次期は、売上高3,189億5,500万円、営業利益159億6,500万円、経常利益162億8,200万円、当期純利益114億6,800万円を見込んでいる。


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