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ESR、福岡にマルチテナント型物流施設

「ESR福岡甘木ディストリビューションセンター」イメージ

 ESR(株)は19日、マルチテナント型物流施設「ESR福岡甘木ディストリビューションセンター」(福岡県朝倉市)を開発すると発表。九州地方での物流施設開発は同社初となる。

 県道33号線・県道8号線経由で大分自動車道の「甘木IC」から約1.7km、大分自動車道と九州縦貫自動車道、長崎自動車道等、九州の東西南北を結ぶ交通結節点に位置する。敷地面積は約4万平方メートル、延床面積は約7万平方メートル。建物は鉄骨造3階建て耐震構造。総投資額は約125億円。

 スロープで2階までアクセスでき、最小賃貸区画は約1,500坪。最大8テナントへの分割を可能とする。1階は建物両面に、2階は中央車路をはさんで両側にトラックバースを配置。大型車は最大88台、4tトラックは最大128台の接車が可能となる。

 倉庫部分は2・3階はメゾネット仕様で荷物用エレベータと垂直搬送機による高い縦搬送能力を備える。

 また、全館LED照明や環境配慮型照明システム、外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネル、ヒートポンプ式空調、節水型衛生器具の採用など、環境負荷低減に配慮した建築計画により、「CASBEE」Aランク評価を取得する予定。

 2021年11月着工、22年12月末竣工の予定。


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