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区分マンション利回り、政令市18都市で下降

 健美家(株)は20日、2021年上半期の政令指定都市の住宅系収益不動産の「高利回りランキング」を発表した。

 21年1~6月に同社が運営する収益物件サイトに登録された新規物件を集計、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの利回りを調査した。

 物件カテゴリそれぞれの利回りベスト3は、区分マンションでは1位「新潟市」(17.33%)、2位「浜松市」(14.83%)、3位「熊本市」(14.69%)。1棟アパートでは1位「新潟市」(14.35%)、2位「堺市」(11.99%)、3位「北九州市」(10.36%)。1棟マンションでは、1位「新潟市」(11,38%)、2位「岡山市」(9.69%)、3位「北九州市」(9.50%)。

 政令指定都市全20都市のうち、前期(20年下期)比利回りが上昇したのは、区分マンションで2都市、1棟アパートで7都市、1棟マンションで7都市。区分マンションは、18都市で利回りが下降する結果に。

 新潟市は全種別で利回りが上昇。一方で、札幌、静岡、京都、広島、岡山、熊本、大阪、北九州の8都市では全種別で利回りが下降している。


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