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首都圏既存戸建て価格、反転上昇

 (株)東京カンテイは10日、2021年7月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏は3,374万円(前月比5.2%上昇)と、反転上昇した。都県別に見ると、東京都は5,383万円(同8.3%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇。神奈川県は3,569万円(同3.5%上昇)と、3ヵ月連続の上昇となった。千葉県は2,358万円(同1.0%下落)と、2ヵ月連続の下落。埼玉県は2,578万円(同8.2%上昇)と、反転上昇した。

 近畿圏は2,594万円(同0.2%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。府県別では、大阪府が2,841万円(同4.4%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。兵庫県は2,465万円(同9.3%下落)と、4ヵ月ぶりに下落。一方、京都府は3,259万円(同9.0%上昇)と、大きく反転上昇した。近畿圏全体の価格は5月以降、緩やかな上昇が続いている。

 中部圏は2,330万円(同0.6%下落)と反転下落。愛知県も2,767万円(同4.1%下落)と、反転下落した。

 福岡県は2,185万円(同0.8%下落)と、2ヵ月連続の下落。


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