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戸建事業が好調/大和ハ22年3月期1Q

 大和ハウス工業(株)は10日、22年3月期第1四半期決算(連結)を公表した。

 当期(21年4月1日~6月30日)は、売上高9,206億5,800万円(前年同期比3.1%増)、営業利益584億4,000万円(同4.9%減)、経常利益593億3,800万円(同3.4%減)、当期純利益385億8,500万円(同17.2%増)となった。

 戸建住宅セグメントでは、海外での住宅販売等が好調で、売上高1,138億円(同25.2%増)。国内の建築請負と分譲とを合わせて販売戸数1,187戸(同10.4%増)、土地も含んだ販売高は645億円(同15.8%増)を計上した。また、受注については、受注戸数1,821戸(同19.7%増)・受注高904億円(同30.2%増)となった。

 賃貸住宅セグメントは売上高2,320億円(同7.2%増)。建築請負では、販売戸数6,658戸(同38.9%増)・販売高888億円(同12.1%増)。受注戸数8,942戸(同31.5%増)・受注高1,128億円(同32.9%増)を記録するなど、受注・販売共に大幅に増加した。賃貸住宅管理戸数は61万7,953戸、入居率は97.3%となった。

 このほか、商業施設は売上高1,655億円(同16.4%減)、事業施設は売上高2,311億円(同1.5%減)と減少した。

 通期業績については、売上高4兆3,000億円、営業利益3,200億円、経常利益3,160億円、当期純利益2,150億円を見込む。


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