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ハンズと初コラボの東急ステイ、30日に開業

「STAY BIZ」では、テレワークができる機器類を用意した
飲み物片手に客室での時間を楽しむ過ごし方を提案する「CHOINOMI TIME」

 東急リゾーツ&ステイ(株)は18日、30日にオープンする「東急ステイ新宿イーストサイド」(東京都新宿区、客室数208室)を報道陣に公開した。

 東京メトロ・都営地下鉄大江戸線「東新宿」駅徒歩3分、東京メトロ・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅徒歩5分。新宿エリアの繁華街である歌舞伎町に近く、ビジネスや観光利用に適した立地。敷地面積約1,162平方メートル、延床面積約8,321平方メートル、鉄骨造地上12階建て。同シリーズ全国30店舗目で、新宿エリアでは3店舗目となる。

 建物デザインは、ボタニカルとスクエアをモチーフに採用。モノトーンをベースにした外観の低層部には木目調やグリーンを取り入れ、1階エントランスホールには、外部と一体となった緑に囲まれた空間を創出した。最上階の12階には緑のある屋上テラス含めて利用できるガーデンスイート(69平方メートル(テラス含め140平方メートル)・1室/1泊5万円~)を設置。同室に予約が入ってない際には、屋上テラスを他フロアの宿泊客にも開放する。

 そのほかの客室は、コンフォートダブル(18平方メートル・68室/1泊3万3,000円)を中心に、小上がりのあるコンフォートツイン(23平方メートル・40室/1泊4万1,800円)、大きなソファを設置したデラックスツイン(41平方メートル・8室/1泊8万5,800円)などさまざまなタイプを用意した。同ブランドの「住まいにホテルの機能をプラス」というコンセプトに沿い、全客室内には洗濯乾燥機・電子レンジ・空気清浄機・ミニキッチン(一部タイプ)などを設置。「ビジネス」から「観光」、「転勤等の一時住まい」まで、中・長期滞在需要に対応する。

 また、(株)東急ハンズとのコラボレーションによる、同社プロデュースの「ステイコンセプトルーム」(18平方メートル/1泊4万6,200円)を3室用意。東急ハンズ店内を連想させる有孔ボードに備品を設置し、くつろぎスペースとしても利用できるよう140cm幅の広めの2段ベッドを採用した。
 「BEAUTY & CARE」は、東急ハンズのプライベートブランドのスキンケア商品シリーズや、東急スポーツオアシスとコラボしたフィットネスグッズ等を備え、「STAY BIZ」では、ノートPC一つあればテレワークができる機器類を用意した。「CHOINOMI(ちょい飲み) TIME」は、東急ハンズがセレクトしたグラスや食器・備品類、おつまみ缶などを備え、客室内に設置された冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトルを活用して、飲み物片手に客室での時間を楽しむ過ごし方を提案する。また、オンラインショップ「ハンズネット」で、客室内の備品やちょい飲みセットなどをその場で購入できる仕組みも用意する。

 3階には貸し会議室「AP東新宿」((株)TCフォーラム)を併設し、長期研修等を想定した客室と貸し会議室の一体化により、企業の宿泊研修ニーズ等にも対応する。会議室は、研修や展示会、オンラインセミナー等、さまざまな用途に対応する全9室(15~125平方メートル)を用意。withコロナ時代に適合したオンライン配信を想定した設備を備え、客室のモニターを通じて参加できるようにしている。

コンフォートダブルは、テーブルタイプに加えてワークスペース利用を想定したデスクタイプも用意している
屋上テラス


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