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大手不動産会社がまちづくり人材育成等で産学連携協定

 オリックス不動産(株)は2日、立命館アジア太平洋大学(APU、大分県別府市)と「友好交流に関する協定」を結んだと発表した。

 相互に人的・知的資源を交流・活用し、教育・文化・まちづくり・国際化など幅広い分野で協力することで、将来の観光産業や地域の価値創造に貢献する人材の育成、地域活性化を図る。

 APUが持つ観光学分野の知見や教育研究機能、多国籍で構成する学生の感性を、オリックス不動産の経営ノウハウを組み合わせる。2022年4月には同社が運営する「別府温泉 杉乃井ホテル」でホテル事業の体験学習を開始し、その後にはグループの水族館などの実例を題材にした問題解決型学習を企画・実施していく。

 なお、3日には三菱地所(株)が長野大学と連携協力に関する協定を締結したと発表した。

 東北信地域を中心とした地域課題解決や地域活性化の促進に向け、産学連携によってまちづくりや観光、環境分野における高度職業人の育成プログラムを展開する。具体的には、22年度以降、先進的都市開発やまちづくりに関する講座の開設や三菱地所が手掛ける都市開発プロジェクト等でフィールドワークなどを実施していく。


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