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住宅ローン貸し出し、積極的が約7割

 (独)住宅金融支援機構は18日、2021年度の「住宅ローン貸出動向調査」の結果を発表した。同年8~9月、住宅ローンを取り扱う金融機関301機関に対し、住宅ローン等についてアンケートを実施した。回答機関数は272機関。21年6月末時点の状況の回答を求めた。

 新規の住宅ローンについての今後の取り組み姿勢は、「積極的」69.9%(同1.4ポイント減)、「現状維持」が30.1%(同1.4ポイント増)となり、依然7割程度が積極的に取り組む予定であることが分かった。
 借り換えについての今後の取り組み姿勢は、「積極的」55.1%(前年比7.4ポイント減)、「現状維持」43.8%(同3.3ポイント増)、「消極的」1.1(同0.1ポイント増)に。

 今後重視する(伸長が期待する)住宅ローンの金利タイプは、「変動型」(69.3%)が最多。以下「固定期間選択型(10年)」(47.0%)、「全期間固定型」(24.4%)が続いた。

 環境配慮型住宅ローンについては、「取り扱っている」(24.5%)、「取り扱いを検討中」(3.3%)、「取り扱っていない」(72.1%)で、全体の約4分の1が取り扱っていることが分かった。


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