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既存住宅の断熱リフォーム提案を本格化

「ワンフロアまるごと断熱」リフォームイメージ図

 パナソニック リフォーム(株)は10日、断熱性能と空気質向上を実現する断熱・換気リフォームパッケージ「いまドキ健康断熱リフォーム」の提案を、2022年4月より本格化すると発表した。

 築20年超のパナソニック ホームズ(株)の住宅型式に合わせてトータル断熱改修をパッケージ化。新築住宅の省エネ基準と同等の高断熱・高気密を実現する。同社が施工した全国の既存住宅オーナーを対象に提案していく。

 断熱リフォームは、1階を断熱強化する「ワンフロアまるごと断熱」(施工期間約1週間)と、フルリノベーションで1・2階をまるごと断熱する「家まるごと断熱」(同約1ヵ月)を用意し、ニーズや予算に合わせて選択が可能。窓断熱リフォームについては「インナーサッシ(樹脂製内窓)」、「サッシ取り替えカバー工法」の2つのプランも用意する。

 換気リフォームは、パナソニック製換気システムに、医療現場などでも利用されているHEPAフィルターを組み込んだ「熱交換換気システムHEPA+(プラス)」を採用。外気の汚染物質を清掃して、室内に取り込むことで室内空気を清浄に保つ。また、排気時の熱を回収して室内に戻すことで、換気時の熱ロスを少なくすることが可能。

 また同社は、こどもみらい住宅支援事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業など、各種補助金の申請をサポートすることで、オーナーの申請手続きの負担を軽減する。


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