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賃貸オフィスビル初のWELL Core予備認証獲得

「(仮称)千代田一番町計画」外観イメージ

 三菱地所(株)は24日、オフィス開発計画「(仮称)千代田一番町計画」(東京都千代田区)においてWELL Core予備認証を取得したと発表した。

 「(仮称)千代田一番町計画」は敷地面積約1,220平方メートル。2024年度の竣工を予定している。

 開放感のあるルーフトップテラスの設置や、館内の階段利用を促進する工夫等により、Well-Beingな働き方を推進。LED照明や人感センサー等の導入により、年間一次エネルギー消費量を同規模の建物と比較し40%以上削減することを目指す。また、ポストコロナ時代に向け、非接触式エレベーターの導入、専有部入口のオートドア化、空気の気流をかき混ぜることなく効率的な空調・換気が行なえる輻射冷暖房システムの導入等にも取り組む。

 同認証は、ビル評価指標である「WELL Building Standard(WELL認証)」の最新基準である「WELL v2」に基づくもの。同物件は評価基準のうち、「開発コンセプトに沿った都市づくりの推進」「輻射冷暖房システムの導入」「働く人の運動の促進」「自然光の十分な取り入れ・開閉可能な窓」が評価され取得に至った。賃貸を目的としたオフィスビルが同認証を取得するのは初めて。
 竣工後はWELL認証の最高基準である「プラチナ認証」と、「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」の最高ランク5スターの獲得を目指す。


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