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首都圏分譲M賃料、2ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは14日、2022年3月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,379円(前月比0.4%上昇)と2ヵ月連続の上昇。都県別では、東京都3,797円(同0.1%下落)、神奈川県2,438円(同0.9%上昇)、埼玉県1,844円(同0.5%上昇)、千葉県1,833円(同0.2%下落)となった。東京都では3ヵ月ぶりの下落。神奈川と埼玉は平均築年数が若返ったこともあり上昇を示した。

 近畿圏は2,122円(同2.3%上昇)。主要エリアで築浅事例が増えており、平均築年数が年初から1.5年若返ったことが要因。大阪府は2,378円(同2.7%上昇)、兵庫県は1,745円(同2.9%上昇)だった。兵庫県は9ヵ月ぶりの1,700円台回復。

 中部圏は築古事例が増加したことから1,948円(同0.8%下落)と下落に転じた。愛知県では1,996円(同0.2%下落)と5ヵ月ぶりに弱含んだ。


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