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リノベマンションで新たな省エネ基準を策定

 (一社)リノベーション協議会は19日、優良なリノベーションの品質基準を満たす「適合リノベーション住宅(R住宅)」制度で、新たに「R1住宅エコ」基準の策定を行ない、6月より登録を開始すると発表した。

 一定の省エネ基準を満たしたリノベーションマンションに対して発行するもの。最低基準を住宅性能表示制度における断熱等性能等級4の要求値とし、R1エコ基準★(ワンスター)、同★★(ツースター)、同★★★(スリースター)の3段階に分けて性能値を表示する。

 国土交通省の試算によると、昭和55年(1980年)基準の断熱性能の住宅をR1エコ基準★と同等程度の断熱等級4へリノベーションすると、冷暖房エネルギー消費量が約35%削減できることが分かっている。

 同基準を通じ、省エネリノベーションの普及および標準化を促進し、カーボンニュートラル実現に貢献していく。


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