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21年度のレインズ新規登録件数は微増

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2021年度および22年3月の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同年度の新規登録件数は462万6,934件(前年度比1.3%増)。月平均で38万5,578件の物件が登録された。物件別では、売り物件126万4,268件(同14.1%減)、賃貸物件336万2,666件(同8.6%増)。売り物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が14万2,580件(構成比11.3%)、専任媒介44万8,282件(同35.5%)、一般媒介34万1,205件(同27.0%)となった。

 年度末時点の総登録件数は82万5,903件(前年度末比7.6%増)で、このうち売り物件が29万5,986件(全体の35.8%)、賃貸物件が52万9,917件(同64.2%)であり、2年連続して賃貸物件が売り物件の件数を上回った。また、売り物件の成約報告件数は、18万6,084件(前年度比0.8%減)だった。

 なお、21年3月の新規登録件数は37万8,723件(前年同月比10.2%減、前月比6.0%増)と、前年同月比で3ヵ月連続してマイナス、前月比では再びプラスに転じた。成約報告件数は6万2,418件(同6.1%減、同18.4%増)で、前年同月比が9ヵ月連続でマイナス、前月比では3ヵ月連続のプラス。総登録件数は82万5,903件(同7.6%増、同1.4%減)と、前年同月比で8ヵ月連続のプラスとなり、前月比が4ヵ月連続でマイナスとなった。


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