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緑地の快適さ室内に取り込む/大和地所レジ「練馬」

「ヴェレーナ練馬ぬくいの森」完成予想図
建物模型。南側に「ぬくいの森緑地」が接する。緑地との間も歩行者道路で、自動車は通り抜けない

 大和地所レジデンス(株)は、低層分譲マンション「ヴェレーナ練馬ぬくいの森」(東京都練馬区、総戸数61戸)の販売を6月下旬から開始する。

 同物件は、西武池袋線「富士見台」駅徒歩13分、同線「中村橋」駅徒歩16分、都営大江戸線「練馬春日町」駅徒歩18分に立地。建設地は製パン工場跡地で、準工業地域ながら地域に親しまれている「ぬくいの森緑地」が南側に広がる南東角地に立地。東側も低層住宅が立ち並ぶ。

 建物は、鉄筋コンクリート造地上5階建て。南向き2棟、東向き1棟の3棟構成。外観は、敷地南側の緑地と調和するようレンガ建築をモチーフとした。バルコニー手摺をガラス張りとして、緑地の緑を住戸内に取り込んでいる。

 住戸は3LDK、専有面積約61~86平方メートル。全30タイプのプランバリエーションを用意。1階の11戸には、全開口サッシとデッキが付く「オープンエアリビング」を設定。リビング天井高は2,400mmながら2,200mmの連窓ハイサッシを採用する。食洗器、ガラストップコンロ、タッチレス水栓などが標準。断熱等性能等級4、および一次エネルギー消費量等級4の取得を予定。一定の省エネ性能を有する住宅を取得する子育て世帯に対して国土交通省が補助を行なう「こどもみらい住宅支援事業」の対象となる。

 坪単価は調整中。1期1次9戸は4,600万~7,500万円台での販売を予定。3月中旬にホームページを開設し、これまで300件のエントリーを集めた。ゴールデンウィーク前にモデルルームを開設し、100組が来場。地元練馬区在住者が4割強で、その他近隣区、埼玉県和光市や川口市などからも反響がある。来場者は、同沿線の競合物件と比較したうえで、設備仕様の高さを評価しているという。

 竣工は2023年7月中旬、入居予定は同年8月下旬の予定。

モデルルーム。天井高2,400mmながら2,200mmのハイサッシで開放感を出している


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