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三井不、芝浦機械相模工場の敷地内に物流施設

「MFLP座間」外観イメージ

 三井不動産(株)は13日、大規模マルチテナント型物流施設「MFLP座間」を着工した。

 東名高速道路「綾瀬スマートIC」から約4.5km。東京都と神奈川県・静岡県東部を結ぶ大動脈である国道246号線に面している芝浦機械相模工場の一部敷地(6万2,810平方メートル)に建設する。相鉄本線「さがみ野」駅から徒歩11分と雇用確保の面でも優れた立地。建物は、延床面積約13万4,500平方メートル、地上4階建て。

 ダブルランプウェイ、免震構造、全館空調等を備える。太陽光発電設備の設置など脱炭素に向けた取り組みを行ない、DBJ Green Building認証「5スター」、年間の一次エネルギー消費を実質的にゼロとするZEB認証を取得予定。生態系保全に資するグリーンインフラも整備する。

 また、物流DXの取り組みとして、MFLP初となるトラックの搬出入管理システムを標準設置しドライバーの待機時間を軽減するほか、館内テナント間の連携による共同配送を後押しする仕組みも検討する。

 また「森のエコリゾート」をイメージした内装デザインに加え、カフェテリア、ラウンジ、でってらすなど、共用部分の充実も図る。

 竣工は2023年9月末の予定。


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