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区分マンション利回り、静岡市3期ぶりの1位

 健美家(株)は20日、2022年上半期の政令指定都市の住宅系収益不動産の「高利回りランキング」を発表した。

 22年1~6月に同社が運営する収益物件サイトに登録された新規物件を集計、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの利回りを調査した。

 物件カテゴリそれぞれの利回りベスト3は、区分マンションでは「静岡市」(16.20%)が3期ぶりの1位となった。2位は「浜松市」(15.41%)、3位は「新潟市」(14.23%)だった。1棟アパートでは1位「新潟市」(11.90%)、2位「岡山市」(10.50%)、3位「仙台市」(10.47%)。1棟マンションでは、1位「岡山市」(9.92%)、2位「新潟市」(9.76%)、3位「北九州市」(9.72%)となった。

 政令指定都市全20都市のうち、前期(21年下期)比利回りが上昇したのは、区分マンションで8都市、1棟アパートで9都市、1棟マンションで10都市。全種別とも利回りが上昇したのは浜松市で、低下したのは岡山市・札幌市・相模原市の3都市だった。
 利回りが連続で低下したのは、区分マンションでは堺市、1棟アパートでは札幌市・大阪市・北九州市、1棟マンションでは神戸市がそれぞれ5期連続で下降した。


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