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NTTUD、「宮川町歌舞練場」建て替えを着工

建て替え後の歌舞練場のイメージ

 NTT都市開発(株)は24日、「(仮称)元新道小学校跡地活用計画」(京都市東山区)の新築工事着工を発表した。

 京都市、新道自治連合会および宮川町お茶屋組合と連携。同小学校跡地にホテル棟を新築、さらに隣接する「宮川町歌舞練場」を建て替えるプロジェクト。ホテル棟にはカペラホテルグループのフラグシップホテル「カペラ京都」(全92室)が入る。ホテル棟は敷地面積約4,014.15平方メートル、延床面積約1万5,702.07平方メートル、地上4階地下2階建て、歌舞練場棟は敷地面積約2,257.06平方メートル、延床面積約5,106.17平方メートル、地上3階地下2階建て。いずれも地域施設を含む。

 建設地は12mの高さ制限があるため、旧歌舞練場に存在していた18mの大屋根と同じ高さ・形状で新歌舞練場の大屋根を計画するため、京都市から特例許可を取得した。既存大屋根を支えていた小屋組みや瓦の一部を保存活用し、大屋根のデザインを継承する。屋根以外でも旧歌舞練場で使用していた舞台上の唐破風を新歌舞練場に移設し歴史を継承するなど、保存活用できる象徴的な部材を取り入れる。

 ホテルは、スイートルームを含む客室のほか、レストラン、宴会場、スパを整備する。

 竣工は歌舞練場棟が2025年1月、ホテル棟が同年3月(同年夏開業)を予定している。


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