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営業黒字に転換/JHR22年12月期中間

 ジャパン・ホテル・リート投資法人(JHR)は24日、2022年12月期中間決算を発表した。

 当期(22年1月1日~6月30日)は営業収益54億3,100万円(前年同期比18.3%増)、営業利益3億2,300万円(前年同期:営業損失6億9,900万円)、経常損失4億7,000万円(同:経常損失14億8,800万円)、当期純損失4億7,100万円(同:純損失14億8,800万円)と、各数値が改善した。

 当期は新型コロナウイルス感染症の第6波が生じる一方で、3月にはまん延防止措置が全面解除となるなど、行動制限の緩和・社会経済活動の回復に向けた動きも現れた。同投資法人が保有する変動賃料等を導入した25ホテルに関しては、販売可能客室当たり宿泊部門売上高が前年同期に比べて91.4%増と大きく改善。営業総利益も黒字化、業績改善につながった。期末の保有物件は41物件・取得価格合計は3,635億4,200万円となった。

 通期の運用状況は営業収益133億3,700万円、営業利益28億2,700万円、経常利益11億5,900万円、当期純利益11億5,800万円、1口当たり分配金333円を見込む。


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