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京急が沿線のエリマネを本格化、MaaS整備へ

「COCOONひろば平和島」イメージ

 京浜急行電鉄(株)は、京急沿線で地域と共創するエリアマネジメント構想「COCOON(コクーン)プロジェクト」をスタート。その初弾として、26日に「平和島」駅前において地域交流拠点「COCOONひろば平和島」(東京都大田区)を期間限定で設置する。

 地域特性に応じ、地域事業者や住民、自治体、教育機関等と連携したエリアマネジメントを深化するとともに、2020年から取り組む「三浦COCOON」で構築したMaaS基盤を沿線全体に拡大することで、地域の個性を生かした「暮らしたい、働きたい、訪れたいまちづくり」に取り組む。

 「COCOONひろば平和島」は、同駅の隣接地(196.3平方メートル)おいて、日本工学院専門学校(東京都大田区、校長:千葉 茂氏)、(株)シンクロ・フード(東京都渋谷区、代表取締役:藤代真一氏)と連携し、フードトラック、シェアスペース・オフィス、シェアサイクル、地域イベントスペースなどを運営する。拠点設置期間は約1年間の予定。同時に、地域情報・MaaSサイト「おおたCOCOON」を開設。地域情報発信やシェアスペース予約など、OMO(Online Merges with Offline)の手法を用いたエリアマネジメントで、平和島地域の魅力拡大を目指す。

 COCOONプロジェクトを各地で進めることで、京急沿線版の「自律分散型まちづくり」の実現を目指す。


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