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四条烏丸10年ぶりのオフィス供給/東京建物

「東京建物四条烏丸ビル EAST」イメージ

 東京建物(株)は31日、オフィスビル「東京建物四条烏丸ビル EAST」(京都市下京区)を満床で竣工した。

 同社が保有する「四条烏丸FTスクエア」の一部建て替え(増築)プロジェクト。阪急京都線「烏丸」駅、市営地下鉄烏丸線「四条」駅徒歩3分に立地。四条烏丸でのオフィスビル新規供給は約10年ぶりとなる。建築面積約956平方メートル。鉄骨造地上7階建て、延床面積約6,065平方メートル。1階が店舗、2~7階がオフィスフロア。オフィスフロアは、各階にテラスを設置。執務可能なデスクを用意することで、ワーカーが柔軟に働く場所を選べるようにした。

 感染症対策として、オフィスフロアの窓は開閉可能なものを採用。エレベーターは非接触ボタン式とした。
 建物は建築基準法で定められた耐震基準の1.25倍の耐震性を確保。39時間運転可能な非常用発電機も備え、停電時にはオフィス専有部に対しても電源供給を行なうなどテナントのBCP対策を支援する。
 環境性能面においては、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の建築物全体評価最高ランクの星5つ認証、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」の「CASBEE-建築(新築)」・「CASBEE-ウェルネスオフィス」の最高ランクのSランク、(株)日本政策投資銀行による2022年度版「DBJ Green Building 認証」の星4つ認証を獲得済み。


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