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新築戸建て価格、首都圏は全面的に上昇

 (株)東京カンテイは8日、2022年8月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,329万円(前月比3.4%上昇)と反転上昇した。都県別では、東京都が5,529万円(同11.3%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇した。神奈川県が4,677万円(同1.9%上昇)と反転上昇。千葉県が3,595万円(同0.2%上昇)と2ヵ月連続の上昇。埼玉県が3,719万円(同1.4%上昇)と上昇した。
 首都圏は全面的に上昇となり、やや弱くなった7月の動きを払拭したが、分譲戸数は各都県ともに大きく減少している。

 近畿圏は3,473万円(同1.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。大阪府が3,673万円(同1.1%下落)と反転下落。兵庫県では3,672万円(同6.7%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇した。京都府は3,626万円(同2.9%上昇)反転上昇した。

 中部圏は3,408万円(同2.0%上昇)と5ヵ月連続の上昇。愛知県は3,629万円(同2.1%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。

 宮城県は3,268万円(同14.2%上昇)と2ケタ上昇。福岡県は3,465万円(同9.1%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇した。


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