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管理Mでオンライン健康相談プログラムの実証実験

 三菱地所(株)は12日より、三菱地所グループが管理マンションの居住者を対象とした、オンライン健康相談プログラム提供の共同実証実験を開始した。

 PHC(株)、(株)メディロム、(株)Confie、TaqTik Health Inc.と共に5社で取り組むプロジェクト。メディロムの24時間365日充電不要の活動量計「MOTHER Bracelet(マザーブレスレット)」を居住者に貸与し、心拍や総消費カロリー等のバイタルデータを計測。そのデータの解析をTaqTik Health Inc.が行ない、通常と異なる状態が続いた際に通知を送信する。その通知を受信し健康相談を希望する居住者は、PHCが提供する電子カルテ「きりんカルテ」のサービスを通じ、健康相談を申し込むことが可能。その後、リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を用いて、Confieの登録医師によるオンライン健康相談を、自宅で受けられる。

 この実証実験で取得したデータから健康状態の変化を分析し、プログラムの有効性やマンション居住者の健康相談に対するニーズなどを検証、将来的な事業化の検討に向けた住宅ヘルスケアサービスの構築に活用する。

 実験期間は12月11日まで。都内にある7物件のザ・パークハウスの居住者18世帯を対象に行なう。

オンライン健康相談プログラムの概要と各社の役割


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