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ベトナム・ハノイのビルの使用電力をCO2フリー化

 ダイビル(株)はこのほど、グループ会社のDaibiru CSB Co.,Ltd.を通じて、ベトナム・ハノイ市に保有・運営するオフィスビル「コーナーストーン・ビルディング」の使用電力すべてをCO2フリー化することを決定した。

 RE100対応のグリーン電力証書「I-REC」を取得することで、2022年度以降の全使用電力を再生可能エネルギー由来のものとして、電力使用に伴うCO2排出量実質ゼロを達成する。これにより、年間約400万kWhの電力が再生可能エネルギー由来に置き換わり、年間約3,800tのCO2排出量削減が見込めるという。

 なおこの取り組みにより、同物件の入居テナントは、そのオフィスや店舗等で使用する電力のCO2排出量がゼロとなり、環境面での企業評価の向上につながる。

 今後ホーチミン市に所有する「サイゴン・タワー」についても使用電力のCO2フリー化を予定しているほか、海外事業における環境負荷軽減への取り組みを積極的に推進していく計画。


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