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投資家の「買わない」条件、7割が「エリア」

 健美家は13日、「不動産投資家」アンケートの結果を公表した。8月10~17日、インターネット上で健美家登録会員にアンケートを実施。「買わない条件として重視すること」について聞いた。有効回答数は195件。

 「不動産投資で物件を検索する際に最初から除外する『買わない』条件」は、エリア(県/人口/自宅からの距離等)が70.3%で突出。自宅から100km、自宅から1時間など、距離や時間に関して条件を絞っている人が多く、「自分が居住している市以外では買わない」「住んだことがある地域しか投資していない」という声も挙がった。2位は55.4%で土地権利(借地等)、3位は46.2%で建物の物理的瑕疵(傾き/雨漏り等)。

 「人が避けそうであえてOKにしていることはありますか?」という問いには、「地方・田舎であっても賃貸需要があればOKとしている」、「土地の購入価格よりも減価償却金額が多いことを重視している」といったエリアに関する回答や、「古くても良い物件もあるので現物を見てから検討する」「築古だが価値を高められそうなもの」など、築年数に関係する回答があった。心理的瑕疵物件については、「今後さらに告知などのマイナス要素が緩和されていくと考えるため」といった意見も見られた。


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