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つくば市とスタートアップ企業支援で協定/プロロジス

「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」完成予想パース

 プロロジスは17日、茨城県つくば市とスタートアップ推進に関する連携協定を締結したと発表した。

 つくば市の地域社会・経済の持続的な発展に寄与することが目的。
 同社は、2023年竣工予定の「プロロジスパークつくば3」(施設概要は9月13日のニュースを参照)敷地内に、同社初の取り組みとなるインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」を開設する。同施設の延床面積は425.06平方メートル。スタートアップの事業成長にも寄与する小型オフィス・実証実験エリア・シェア倉庫を、物流施設に併設。物流業界だけでなく、最新技術の実証実験や新製品の評価・検証の場所を必要とするアーリーステージのスタートアップ企業の利用を促していく。企画・運営は、起業支援の(株)ツクリエ(東京都千代田区、代表:鈴木英樹氏)に委託する。開所は23年4月の予定。

 協定の主な内容は、「つくば市スタートアップ登録制度」登録企業の「inno-base TSUKUBA」の利用や、「inno-base TSUKUBA」利用者のつくばスタートアップパーク(起業に関する相談やセミナー・イベントができるスペース)の利用、連携イベントの実施、実証実験の協力など。

 同社はスタートアップ企業に対し、場所を提供することで、事業の早期立ち上げを支援し、新たなイノベーションの普及を加速させていく。


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