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大阪のZEHマンション、販売好調/関電不他

「シエリアタワー大阪堀江」外観イメージ

 関電不動産開発(株)、住友不動産(株)、パナソニックホームズ(株)が共同で開発する分譲マンション「シエリアタワー大阪堀江」(大阪市西区、総戸数500戸)の販売が好調だ。

 同物件は、Osaka Metro千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅より徒歩4分に立地。敷地面積約3,708平方メートル、延床面積約5万3,700平方メートル、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上46階建て。

 住戸は専有面積40平方メートル台~140平方メートル超の全54タイプを用意。共用部にはゲストルームやパーティラウンジ、ワーク&スタディルームなど多様な施設を設ける。オール電化とし、使用する電気にはゼロカーボン電気を採用。マンション全体のCO2排出量実質ゼロを実現する。またIoT機器を介して高効率給湯器(エコキュート)を遠隔制御し、デマンドの立ち上がりを抑えるエネルギーマネジメントシステムも導入。これらの施策により、超高層ZEH-M実証事業の採択を受けている。

 9月に販売を開始。第1期第1次販売戸数は190戸で、価格は4,090万~1億8,000万円。専有面積は44.08~111.43平方メートル。販売初月で登録件数188件、申し込み件数146戸を記録。販売初月の申し込み件数としては、2022年1月以降に大阪市内で発売した新築分譲マンションとしては最多となった。最高倍率は15倍。

 購入者の年齢層は50歳代が28.4%、40歳代が24.3%、30歳代が20.8%。世帯人数は2人(20.8%)、職業は会社役員(56.9%)、居住地は大阪府(86.1%)がそれぞれ最も多かった。交通利便性の高さ、環境性能等が評価の理由。

 第1期第2・3次を経て、12月8日時点の申し込み件数は166戸。竣工は24年8月下旬、引き渡しは同年9月中旬を予定する。


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