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4人に1人が、コロナ禍で日常掃除が「増えた」

 積水ハウス(株)住生活研究所は15日、「年始に向けた大掃除調査(2022年)」を発表した。9月19~22日、全国の20~60歳代の既婚・持ち家の女性500人の回答を集計した。

 日常的な掃除における回数/頻度、掃除にかかる時間、掃除場所の変化について聞いたところ、「大幅に増えた」「増えた」の合計が、回数/頻度で19.8%、かかる時間で19.0%、掃除場所で16.6%を占めた。
 大掃除のを実施したかどうかついては、コロナ禍で「掃除回数/頻度」が増えた人では76.8%が「した」と回答。「掃除回数/頻度」に変化がなかった人で「した」との回答は63.3%で、回数/頻度が増加した人の方が大掃除を実施多率が13.5ポイント高い結果となった。

 優先的に大掃除を実施した場所については、1位「台所」、2位「風呂」、3位「リビング」の順で、日常の掃除においても掃除の頻度が高い場所が上位を占めた。

 なお大掃除を実施した人に満足度を聞いたところ、「満足している(大変満足+満足)」人が52.3%だった。満足している点については「きれいになった」(59.9%)、「清潔になった」(50.6%)、「新年を迎える準備側できた」(41.3%)の順に。
 大掃除を誰と実施したかについては、「配偶者・パートナー」が71.1%、「子供」が23.7%で、「一人で行なった」が25.5%と、4人に1人の割合を占めた。大掃除の満足度は、配偶者パートナーと一緒に実施した人、および子供と一緒に実施した人ではいずれも57.7%が「満足(大変満足、もしくは満足)」と回答したのに対し、1人で実施した人ではその回答が38.1%にとどまった。


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