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長野のホテルにレジレスコンビニ開設/東急不他

「タングラムスマートストア(24Hレジレスコンビニ)」

 東急不動産(株)と東急リゾーツ&ステイ(株)は20日、東急リゾーツ&ステイが運営する「ホテルタングラム」(長野県信濃町、以下「タングラム」)にて、無人決済システムを活用したレジレス完全無人売店「タングラムスマートストア(24Hレジレスコンビニ)」を24日よりオープンすると発表した。ホテル業界でレジ精算が不要な完全無人売店を導入するのは、日本初の取り組み。

 従来ホテルの売店では、スタッフ配置が必要なため、20時以降や早朝は営業時間外としていた。しかしタングラムはスキー場併設型のリゾートホテルのため、深夜や早朝にも売店を利用したいとの声を利用者から多く受けていた。そこで、無人店舗事業を展開する(株)LMCU(東京都千代田区、代表取締役:磯崎 智氏)を含む3社の協業で、レジレス完全無人売店「タングラムスマートストア(24Hレジレスコンビニ)」の新設に至った。

 「LINE」からQRコードを読み込み友達登録した後に、クレジットカードを登録、入店用QRコードを発行。入店時にゲートへそのQRコードをかざして店内に入り、ほしい商品を取りそのままゲートを出ると決済が完了する。精算の手間は一切発生しない。

 この店舗の導入により、24時間の売店利用が可能となり、利用者は精算の手間なく買い物をしてもらうことができる。また省人化・省力化が可能となるため、オペレーションコストの削減、売店業務の生産性向上にも寄与する。


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