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マンション購入、半数以上が既存も検討

 (株)ツクルバは10日、2023年にマンション購入を希望する1都3県在住の300人を対象に実施した、住まい探しに関する意識調査を発表した。

 購入を希望するマンションの選択肢について、「新築のみ」を検討する人は43.3%で、半数以上の56.7%が中古(既存)マンションを含めて検討していることが分かった。一方で、既存住宅への抵抗感を聞いたところ、65.7%が「ある」と回答している。

 既存マンションは、「値段の手ごろさ」(72.4%)、「特定エリアでの選択肢の多さ」(53.5%)、「管理状態が確認できる点」(38.2%)が評価された。一方で、「安全性や管理状態が分からない」(48.2%)、「良い物件の見極め方が分からない」(47.1%)など、選ぶ際の不安を感じている人が半数近くにのぼった。

 既存マンション購入希望者のうち、7割以上がリノベーションマンションに関心を持っていることが分かった。その理由としてのトップは「設備が新しくなっている」(71.3%)だった。

 今回購入する住まいについて、25%以上が購入後5年程度までに売却を予定していると回答した。年代別に傾向を見ると、20歳代は42.6%、30歳代で29.3%が5年程度以内の売却を予定しており、若い層ほど短期間での売却・住み替えを前提に住まいを探していることが明確となった。


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