不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

最も「コンシャス」な自治体は沖縄・北谷町

 大東建託(株)は11日、「街の住みここちランキング」の特別集計として「コンシャスな街ランキング2022」を公表した。調査期間は22年3月8~22日。全国47都道府県20歳以上の男女64万6,245人の回答を集計した。

 「普通に暮らすまちの住み心地」ではなく、「仕事と生活を柔軟に統合した『ワークライフインテグレーション』を志向する人々にとっての住み心地」「多様な人々がいて刺激的なまち」「出会いとチャンスがあるまち」を「コンシャスなまち」と定義。起業家や人間関係を広げたいと考える人にとっての住み心地の良さを享受できるまちを示している。

 コンシャスな「自治体」のトップは前年調査と同様、沖縄県中頭郡北谷町で偏差値は88.9。従来の「住みここちランキング」では22年は41位だった。14の評価項目のうち、「文化施設の充実度」を除く13項目が偏差値60以上で、特に「個性的な人が多い」が偏差値99.0、「さまざまなチャンスがある」は偏差値96.1となった。2位は大阪市北区で偏差値84.0、3位は東京都港区で偏差値83.0と続いた。

 コンシャスな「駅」は、みなとみらい線「みなとみらい」駅が1位で、偏差値は96.2。こちらも前年に続く1位となった。2位は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅で偏差値91.3、3位は東京メトロ日比谷線「六本木」駅で偏差値は89.4となった。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら