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「宇都宮グランドホテル」跡地で戸建分譲

 グランディハウス(株)は16日、2021年7月末に閉館した「宇都宮グランドホテル」跡地(栃木県宇都宮市)で分譲地(全138区画)を開発すると発表した。

 同ホテル跡地は、旭陵(朝の陽光が降り注ぐ丘)と呼ばれ、高台にあり宇都宮随一の眺望を楽しめる場所として知られる。江戸時代に宇都宮藩主の別邸が置かれ、その後、陸軍軍人の住まい、割烹などとして敷地内の庭園が保たれてきた。1971年に西洋式ホテルへと用途変更した後は、国内外の多くの要人が訪れたほか、地域住民の婚礼や成人式の会場として親しまれた。

 開発面積は約3万5,452平方メートル。高台の利点を生かし、見晴らしや風通しが良い開放的なまち並みとする。また庭園美が楽しめる場所だったという土地の歴史を継承し、街区内に植栽をふんだんに取り入れる計画。


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